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フェイクグリーンのフェンス|賃貸でも使える設置の選び方

フェンスにフェイクグリーンを付けるとき、最初に決めるのは商品の種類ではありません。そのフェンスが屋外にあるか、格子に結束バンドを通せるか、その2点です。

この2つで選べる形状と固定方法がほぼ決まります。屋外なら素材はUV加工の有無から見ることになり、格子に隙間がないパネル型なら結束バンド以外の留め方を考える必要があります。

フェンスは壁と違って「面」ではなく「枠」です。

だから風が抜けます。

逆に言えば、隙間なく覆ってしまうと風を受け止める板になり、フェンスごと煽られます。

この記事では、庭のメッシュフェンス、ベランダの手すり、ラティスといった場所ごとの条件を踏まえて、寸法の測り方から賃貸で跡を残さない固定方法までを順に整理します。

枯れないフェイクグリーン編集部

「枯れないフェイクグリーン」は、水やり不要で暮らしを彩る造花・フェイクグリーンの選び方を発信するメディアです。観葉植物タイプの大型グリーンから光触媒の消臭タイプ、飾り方やお手入れのコツまで、置き場所別・目的別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

フェンスに付けるフェイクグリーンの条件を先に洗い出す

同じ「フェンス」でも、条件は設置場所でまったく違います。まず自分のフェンスがどれに当たるかを確認してください。

フェンスの種類主な条件優先して見る点
庭のメッシュフェンス(スチール格子)屋外・直射日光・雨・風UV加工、結束点の多さ
木製ラティス屋外・格子の隙間が広い裏側の通気、木部の湿気
アルミ形材フェンス(縦格子・横格子)屋外・隙間が細いバンドが通る幅か
ベランダの手すり屋外・強風・落下リスク・共用部落下防止、管理規約
室内の間仕切り用フェンス屋内・日焼けは弱い見た目の密度、倒れにくさ

日当たりの向きを確認する

屋外のフェンスで持ちを左右するのは日照時間です。

南面と西面は直射日光が長く当たり、退色と樹脂の脆化が早く進みます。

北面や東面、建物の影になる面は同じ商品でも見た目が長く保ちます。

フェンス全長のうち一部だけ日陰なら、その区画から色が変わっていくため、後で部分交換しやすい構成にしておくと扱いが楽です。

人や物が触れるか

通路沿いのフェンスは、通行する人の袖や自転車のハンドルが葉に当たります。葉が張り出す商品ほど接触が増え、葉の脱落が早まります。

動線に面する側は葉の厚みが出にくいマットタイプ、視線を遮りたい側はボリュームのあるタイプ、と面ごとに変えるのが現実的です。

フェンスに使うフェイクグリーンのサイズと必要量の測り方

フェンス用の商品は、鉢物と違って全高ではなく「1枚あたりの縦横」と「必要枚数」で考えます。測る箇所は次の4つです。

覆いたい範囲の横幅と高さ

フェンス全体を覆う必要はほとんどありません。

実際に視線が抜ける高さは、立ったときの目線前後です。

座って過ごすウッドデッキなら、覆うべき高さはもっと低くなります。

まず「どこからどこまで隠したいか」を実際にその位置に立って決め、その範囲だけを測ります。

格子の隙間と支柱の位置

結束バンドを通せるかどうかは隙間の幅で決まります。

細い縦格子だと指が入らず、留め具を通す作業が難しくなります。

支柱の位置も控えておくと、荷重をかける固定点を決めやすくなります。

1枚のサイズと重なり代

マットタイプを並べて張るときは、突き合わせるとつなぎ目が線として見えます。

数センチ重ねる前提で枚数を計算してください。

重なり代を見込まないと、必ず足りなくなります。

葉の張り出し(奥行き)

フェイクグリーンのサイズ表記は縦横だけのことが多く、葉が手前にどれだけ出るかは書かれていません。

梱包時に葉が畳まれている商品が多いため、開封して葉を広げると表記より厚く見えます。

フェンスの前に通路や駐車スペースがある場合は、この奥行き分を差し引いて考えます。

フェンスに向くフェイクグリーンの形状と素材

形状は3タイプ

フェンスに使われる形状は、大きく分けてマット(パネル)型、ガーランド(つる)型、単体の枝ものの3つです。マット型は連結して面を作れるため、目隠しを目的とするなら第一候補になります。

ガーランド型はフェンスの上端や柱に巻き付けて線で見せる使い方に向き、全面を覆わずに雰囲気だけ足したいときに使いやすい形です。枝ものはポイント使いで、既存の植栽と混ぜるときに効きます。

屋外ならUV加工の表示を確認する

UV加工は紫外線による退色を遅らせる加工で、色褪せを止めるものではありません。屋外用と書かれていても、いずれ色は変わります。

「屋外用は劣化が遅いだけ」という前提で、交換時期が来ることを織り込んで選んでください。屋内向けの商品を屋外のフェンスに出すと、退色は目に見えて早く進みます。

素材ごとの見え方

PE(ポリエチレン)は葉の型に樹脂を流して成型するため、葉脈や厚みが立体的に出ます。PVC(塩化ビニル)は安価に量産できる一方、表面が光を強く反射しやすく、屋外の直射日光下ではテカりが目立ちます。

フェンスは太陽光の下で見る場所なので、この差は室内より大きく出ます。

布地を使った葉は屋外では毛羽立ちと退色が出やすく、フェンス向きとは言えません。

素材表示がない商品も多いため、記載がなければ写真の光り方を手がかりにします。

屋外全般の劣化の考え方は庭でフェイクグリーンを長持ちさせる置き方の記事でも整理しています。室内側の間仕切りとして使う場合はパーテーション型の選び方のほうが条件が近くなります。

フェイクグリーンをフェンスに固定する方法と賃貸での注意

基本は結束バンドと園芸用ワイヤー

格子のあるフェンスなら、黒の耐候性結束バンドが最も扱いやすい留め方です。マットの四隅だけで留めると中央がめくれ、風で煽られます。

1枚あたり6〜8か所を目安に、上辺を多めに留めるとたるみが出にくくなります。ラティスのように隙間が広い場合は、園芸用のビニールタイやワイヤーで格子ごと巻いて締める方法も使えます。

穴を開けない選択肢

賃貸や共用のフェンスでは、ビス留めやフック取り付けは避けます。既存の格子に通して締めるだけの固定なら、外すときはバンドを切るだけで済み、跡が残りません。

格子がないパネル状のフェンスなら、フェンスの前に自立式のラティスや突っ張り式のポールを立て、そちらにフェイクグリーンを取り付けると本体に触れずに済みます。粘着フックは屋外の温度差と雨で剥がれやすく、落下の原因になるため屋外のフェンスにはすすめません。

ベランダの手すりで気をつけること

ベランダの手すりに取り付ける場合、外側(道路側)に張り出させないのが原則です。

落下すれば下の通行人に当たります。

また、隔て板(蹴破り板)や避難ハッチの周囲は避難経路として扱われ、物を置かないよう管理規約で定められている場合があります。

共用部の扱いになるかどうかも含め、取り付け前に管理会社や管理組合に確認してください。

風対策として隙間を残す

フェンスを隙間なく覆うと、風を受け止める面になります。強風時にフェンスごと傾いたり、留め具が切れて飛んだりする原因です。

マットを張るときは全面ではなく、上部や端に風の抜ける隙間を残すか、下地に通気の穴があるタイプを選びます。台風の予報が出たときは一時的に外せるよう、固定は「切れば外れる」状態にしておくと安全です。

フェンスのフェイクグリーンを安っぽく見せない配置

1種類で埋めない

同じ葉が同じ密度で並ぶと、遠目にも人工物と分かります。

ベースのマットに、葉の形が違うガーランドや枝ものを重ねて、輪郭を崩すと自然に見えます。

3種類程度を混ぜ、大きい葉と小さい葉を散らすのが基本です。

上端をまっすぐ切らない

マットの上辺が水平の直線になっていると、そこで人工感が出ます。

上端からつる状のフェイクグリーンを少し垂らす、または葉先を数か所だけ立ち上げて、輪郭を波打たせます。

植物は輪郭が不揃いなので、この一手間で印象が変わります。

足元に本物か鉢を置く

フェンス面だけがグリーンだと浮きます。

足元に鉢を1〜2つ置いて高さを重ねると、面と点がつながって空間になじみます。

屋外なら鉢は陶器など重さのあるものが倒れにくく、風対策にもなります。

屋内側のフェンスなら卓上サイズの多肉植物タイプを近くに置く手もあります。

量を欲張らない

フェンス全長を覆うより、隠したい範囲だけを覆って残りは素地を見せたほうが、結果的におしゃれに見えます。全面グリーンは面積が大きいぶん、退色したときの劣化も一気に目立ちます。

フェンスへの設置で起きやすい失敗と回避策

日焼けで色が分かれる

日が当たる部分だけ先に退色し、日陰との差が縞になって現れます。

避けるには、最初から日照条件の違う面で商品を分けるか、退色が進んだ区画だけ交換できるよう同じ商品でそろえておくことです。

同一商品でもロットで色味が違うことがあるため、後から買い足す前提なら予備を確保しておく判断もあります。

下部に泥はねと砂がたまる

屋外のフェンスは雨で上からは洗われますが、地面に近い部分には泥はねが残ります。葉の付け根に砂が入り込むと、色がくすんで見えます。

ホースの水で上から流し、乾かすのが手軽です。光触媒加工が施された商品は、水洗いや洗剤で加工が落ちる場合があるため、取扱表示を確認してください。

裏側が湿ったままになる

フェンス面にマットを密着させると、間に水が残って乾きにくくなります。

木製ラティスの場合は木部の傷みにつながります。

数ミリでも浮かせて留める、または定期的に外して乾かす日を作ると安心です。

強風で飛ぶ・外れる

結束バンドは紫外線で劣化し、数年で脆くなります。

屋外用の黒色バンドは比較的持ちますが、切れているものがないか年に1回は確認してください。

角の留め具が1か所切れると、そこから風が入って一気にめくれます。

手入れを想定していない

高い位置に大量に固定すると、掃除も交換もできなくなります。脚立なしで手が届く高さに収める、または区画ごとに外せる作り方にしておくと、後々の手入れが続きます。

店舗やテナントのフェンスで確認しておくこと

店舗のファサードや飲食店のテラス席の囲い、オフィスの外構フェンスにフェイクグリーンを使う場合は、防炎の扱いを確認しておく必要があります。

消防法にもとづき、カーテンやじゅうたんなど一定の物品には防炎性能が求められ、対象となる防炎物品には防炎ラベルが付されます。店舗・宿泊施設・高層建築物など不特定多数が利用する建物の内装装飾では、防炎品を求められる場合があります。

屋外のフェンスがどこまで対象になるかは、用途・規模・自治体によって判断が異なります。屋外に見えても、庇の下やテラス囲いのように建物の一部として扱われる箇所もあります。

「必ず必要」とも「不要」とも一律には言えないため、公益財団法人日本防炎協会の案内と、所轄の消防署への確認を先に済ませてください。

防炎ラベル付きのフェイクグリーンは商品ページに明記されていることが多く、必要な現場では最初からその条件で候補を絞ると手戻りがありません。

賃貸のテナントでは、外装への取り付け自体が原状回復の対象になることもあります。フェンスに穴を開けない固定方法を前提に、貸主への確認も並行して進めるのが安全です。

よくある質問

100均のフェイクグリーンをフェンスに使えますか

均一価格帯の商品は小さいサイズと部材(葉単体・枝単体)が中心で、屋内向けが多くなります。屋外のフェンスに単体で使うと退色が早く出ます。

UV加工の表示があるものを選ぶか、ベースは屋外用のマットにして、部材として重ねる使い方が現実的です。

取扱いは店舗や時期によって変わります。

ホームセンターの品ぞろえについてはホームセンターでフェイクグリーンを選ぶ基準も参考になります。

目隠しとして視線を完全に遮れますか

葉の密度次第です。

1枚では隙間から向こうが見えるため、重ね張りや二重張りで密度を上げます。

ただし隙間なく覆うほど風を受けやすくなるため、完全遮蔽と風対策はトレードオフになります。

座る位置から見える範囲だけを重点的に厚くするのが折り合いの付け方です。

雨に濡れたままでも大丈夫ですか

屋外用として作られた樹脂の葉は雨で直ちに傷むわけではありません。

問題になるのは水が抜けない構造と、光触媒などの表面加工です。

水がたまる向きに葉が重なっていないか、加工品の取扱表示に水濡れの注意がないかを確認してください。

どのくらいで交換になりますか

退色、毛羽立ち、葉の脱落が出たら交換の目安です。

屋外は屋内より確実に短くなります。

日当たりの強さ、風、雨の当たり方で差が大きいため、年数で一律には言えません。

上部から先に劣化することが多いので、上辺の色を基準に判断すると分かりやすくなります。

まとめ

フェンスへのフェイクグリーン設置は、屋外か屋内かで見るべき条件が変わります。

屋外ならUV加工の有無を確認したうえで、色褪せは避けられない前提で交換しやすい構成にします。

固定は格子に結束バンドを通す方法が基本で、賃貸や共用部では穴を開けず、外すときに跡が残らない留め方を選びます。

覆う範囲は「隠したい高さ」だけに絞り、隙間を残して風を逃がします。1種類で全面を埋めず、葉の形を混ぜて上端の輪郭を崩すと、屋外の光の下でも人工感が抑えられます。

店舗など不特定多数が使う建物では、防炎の要否を日本防炎協会と所轄消防署に確認してから商品を絞ってください。葉ものと花ものを組み合わせる場合の考え方は造花の種類と飾り方の基本、上から垂らす見せ方は吊るして垂らす固定方法の記事が参考になります。

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