SHARE:

フェイクグリーンのパーテーション|間仕切りの選び方と設置

フェイクグリーンで間仕切りを作るとき、最初に決めるのは「どこまで視線を遮るか」です。座った人の目線だけを外したいのか、立った状態でも向こう側を見せたくないのか。

ここで必要な高さが変わり、選べる構造が変わります。高さが決まらないまま商品を探すと、届いてから低すぎて仕切りにならない、あるいは大きすぎて圧迫感が出る、という結果になりがちです。

次に決めるのが構造です。鉢付きを床に並べる自立型、格子パネルに葉を絡めるフェンス型、天井や壁に留める面型、上から垂らす吊り下げ型で、必要な固定方法と設置できる場所がまったく違います。

賃貸なら穴を開けない前提で選ぶ必要もあります。以下、寸法の測り方から固定、店舗で必要になる防炎の確認先まで順に整理します。

枯れないフェイクグリーン編集部

「枯れないフェイクグリーン」は、水やり不要で暮らしを彩る造花・フェイクグリーンの選び方を発信するメディアです。観葉植物タイプの大型グリーンから光触媒の消臭タイプ、飾り方やお手入れのコツまで、置き場所別・目的別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

記事の目次
目次を全て見る
  1. 間仕切りに使うフェイクグリーンに求められる条件
    1. 視線を遮る密度があるか
    2. 倒れても被害が出ない重心か
    3. 両面から見えるか
    4. 掃除できる構造か
  2. フェイクグリーンの間仕切りに必要なサイズの測り方
    1. 遮りたい目線の高さを実測する
    2. 幅と奥行きも測る
    3. 通る幅を先に引いておく
  3. パーテーションに向くフェイクグリーンの形状とタイプ
    1. 鉢付きの高さがあるタイプを並べる
    2. 格子パネル・フェンス型
    3. 壁面に留める面型
    4. 吊り下げ型
    5. 素材の選び分け
  4. 背の高いフェイクグリーンの仕切りを倒さないための固定
    1. 鉢の重量を足す
    2. 連結して面にする
    3. 壁側の1点で押さえる
    4. 突っ張り式は水平・鉛直を確認する
  5. 店舗・オフィスで仕切りに使うときの防炎の確認
  6. フェイクグリーンの間仕切りを安っぽく見せない配置
    1. 高さを揃えすぎない
    2. 種類を混ぜすぎない
    3. 鉢を空間のトーンに合わせる
    4. 開封後に葉を広げる
  7. パーテーション設置で起きやすい失敗
    1. 窓際に立てて片面だけ退色する
    2. ホコリが面で溜まる
    3. キッチン近くで油分が付く
    4. 動線を狭めて引っかける
    5. 光触媒に期待しすぎる
  8. よくある質問
    1. 賃貸で天井や壁に穴を開けずに間仕切りできますか
    2. エアコンの風や光は通りますか
    3. 寝室をベッドと作業スペースに分けるのにも使えますか
    4. 大型は通販と実店舗のどちらで買うべきですか
    5. 花を混ぜても違和感なく仕切れますか
  9. まとめ

間仕切りに使うフェイクグリーンに求められる条件

パーテーションは、置くだけの観葉植物と違って「面」で空間を区切る使い方です。そのため単体の鉢物とは別の条件が加わります。

視線を遮る密度があるか

葉の枚数が少ないと、隙間から向こう側が見えます。

仕切りとして機能させたいなら、葉の密度が高い、または葉が重なる構造のものを選びます。

逆に完全に遮りたくない場合は、あえて透けるものを選んで圧迫感を抑える選択もできます。

どちらを狙うのかを先に決めます。

倒れても被害が出ない重心か

高さのあるものは重心が上がります。

人がぶつかる位置に置くなら、鉢が軽い商品は不向きです。

天然木の幹を使った仕様は重量が増えるため安定しやすい一方、個体差があります。

両面から見えるか

間仕切りは必ず裏側が発生します。壁際に置く観葉植物なら裏が薄くても問題ありませんが、パーテーションは両面が視界に入ります。

片面にだけ葉を付けた構造だと、裏から見たときに芯材やパネルの骨組みが見えます。商品写真が正面だけの場合、裏面の作りは判断材料が不足しているとみなして、レビュー写真を併せて確認します。

掃除できる構造か

面積が大きいほどホコリの総量が増えます。パネルを外せる構造か、モップを入れられる隙間があるかで、後の手間が変わります。

フェイクグリーンの間仕切りに必要なサイズの測り方

高さは、商品表記の全高だけで判断できません。全高は一般に鉢底から葉先までですが、同じ表記でも葉の張り出し方で占有面積が変わります。

遮りたい目線の高さを実測する

ソファやダイニングチェアに実際に座り、床から自分の目までをメジャーで測ります。その高さより少し上まで葉があれば、座った状態での視線は切れます。

立った状態でも遮りたいなら、立ったときの目の高さで測り直します。人によって数十センチの差が出るため、一般的な数値ではなく自分の家の椅子で測るのが確実です。

幅と奥行きも測る

仕切りたい開口の幅を測り、必要な台数を出します。

奥行きは葉が張り出す分を足します。

梱包時は葉を畳んでいる商品が多く、開封して葉を広げると表記より大きく見えます。

奥行きは表記より数センチ余裕を見ておくと安全です。

通る幅を先に引いておく

間仕切りは人の動線の途中に立てるものです。

開口の全部を埋めるのではなく、人が通る幅を先に確保し、残りをフェイクグリーンで埋めます。

荷物を持って通る場所、掃除機を通す場所は特に余裕を持たせます。

測る箇所目的
座位・立位の目の高さ必要な全高を決める
開口の幅必要な台数・パネル枚数を決める
葉の張り出し込みの奥行き通路幅が足りるか確認する
天井高(突っ張り式の場合)ポールの対応範囲に入るか確認する
鉢の直径床の占有面積を確認する

パーテーションに向くフェイクグリーンの形状とタイプ

間仕切りとして成立する形は、大きく4つに分かれます。設置できる場所と固定方法が異なるので、住まいの条件から絞ります。

鉢付きの高さがあるタイプを並べる

床に置くだけで済み、移動も模様替えも自由です。

壁も天井も傷めないため賃貸に向きます。

ただし1台あたりの幅が狭いので、開口を埋めるには複数必要になります。

台数が増えると床の占有面積も増えます。

格子パネル・フェンス型

ラティスやワイヤーネットに葉のついた枝を結束バンドで留めていく形です。

幅を自由に決められ、密度も自分で調整できます。

100均で扱われるような葉単体・枝単体の部材は、こうした組み合わせ用途に向いています。

セリアとダイソーのフェイクグリーンの使い分けを押さえておくと、部材集めの効率が上がります。

壁面に留める面型

正方形のマット状パネルを並べて面を作るタイプです。

壁の一部を仕切りに見立てる使い方や、既存のパーテーションの表面に貼る使い方ができます。

穴を開けたくない場合の留め方は壁掛けフェイクグリーンを穴なしで飾る方法と同じ考え方が使えます。

吊り下げ型

天井やカーテンレール、突っ張りポールから垂らす形です。

床を使わないので狭い部屋でも成立します。

風で揺れるため、通路の真上は避けます。

素材の選び分け

PE(ポリエチレン)は葉の型に樹脂を流して成型するため、葉脈や厚みが立体的に出ます。近くで見られる位置に立てる間仕切りでは差が出やすい素材です。

PVC(塩化ビニル)は安価に量産できる普及帯ですが、表面が光を強く反射しやすく、テカりで人工物と分かりやすくなります。面積が大きい間仕切りではテカりも面積分だけ目立つため、マット加工の有無は確認したいところです。

ポリエステルなどの布地は柔らかさが出る反面、ホコリを吸着しやすく毛羽立ちも出ます。商品ページに素材表示が無い場合は、記載を探してから判断します。

背の高いフェイクグリーンの仕切りを倒さないための固定

間仕切りは人の通り道に立つため、置き物より接触の機会が多くなります。転倒対策は必須です。

鉢の重量を足す

軽い樹脂鉢のままだと簡単に倒れます。

鉢の内側に砂利やレンガなどの重りを入れ、上から化粧砂や人工苔で隠します。

鉢の中が樹脂むき出しか、砂で隠してあるかで見え方も変わるため、重りと仕上げを兼ねられます。

連結して面にする

複数台を並べる場合、隣同士を結束バンドやワイヤーで軽くつなぐと、単体より倒れにくくなります。フェンス型なら支柱同士を連結します。

壁側の1点で押さえる

上部を壁や柱に1か所留めるだけで安定性が大きく変わります。穴を開けたくない場合は、はがせるタイプの粘着フックや、細いピンで留めるフックを使います。

いずれも耐荷重の表示を確認し、表示の範囲内で使います。

粘着は下地の材質で保持力が変わるため、砂壁や凹凸のある壁紙では効きません。

マスキングテープを下地に貼ってから粘着物を重ねる方法もありますが、剥離のリスクは残ります。

突っ張り式は水平・鉛直を確認する

突っ張りポールで柱を立てる方法は、床も壁も傷めません。

ただし天井の下地が弱い位置や、点検口の真下では効きません。

設置後に上から軽く荷重をかけて、ずれないか確かめます。

小さな子どもやペットがいる場合、寄りかかる可能性を前提に、突っ張りだけに頼らず床側にも重量を置きます。

店舗・オフィスで仕切りに使うときの防炎の確認

不特定多数が利用する建物では、内装装飾に防炎性能を求められる場合があります。

消防法にもとづき、一定の物品には防炎性能が必要とされ、対象となる防炎物品には防炎ラベルが付されます。

店舗・オフィス・宿泊施設・高層建築物の内装で大きな面積のフェイクグリーンを使うなら、この点を先に確認します。

間仕切りは面積が大きく、装飾として認識されやすい設置方法です。個別の物件で防炎品が必須かどうかは、建物の用途・規模・自治体の運用によって変わります。

判断は自分でせず、公益財団法人日本防炎協会(https://www.jfra.or.jp/)の情報と、所轄の消防署に確認するのが確実です。テナント入居の場合は、管理会社や内装工事の担当にも確認先を聞けます。

商品側では、防炎ラベル付きかどうかが明記されているものと、記載が無いものがあります。記載が無い商品は防炎品として扱えません。

必要な現場では「防炎」表記で絞って探します。住宅内での使用ではこの制約は基本的にかかりませんが、集合住宅の共用部に置く場合は管理規約を確認します。

フェイクグリーンの間仕切りを安っぽく見せない配置

面積が大きい分、作りの粗さも面積分だけ目に入ります。同じ商品でも配置で印象が変わります。

高さを揃えすぎない

同じ高さの鉢を等間隔に並べると、規則的すぎて人工物に見えます。

手前に低いもの、奥に高いものを置き、輪郭に段差を作ると自然に見えます。

卓上サイズを足元に添えるだけでも、直線が崩れます。

種類を混ぜすぎない

逆に、葉の形が違うものを何種類も並べると雑然とします。

主となる葉を1〜2種に決め、残りは補助に回すとまとまります。

多肉植物のような形の違うものは、面の中に散らすのではなく、足元や卓上にまとめて置くほうが収まります。

鉢を空間のトーンに合わせる

付属の樹脂鉢がテカっていると、そこだけ浮きます。

陶器の鉢カバーをかぶせる、または麻布のバスケットに入れると、インテリアに馴染みます。

鉢は視線が下がったときに必ず見える部分です。

開封後に葉を広げる

梱包で畳まれた葉は、そのまま立てると平面的に見えます。

1枚ずつ広げ、角度を散らし、枝の向きを前後に振り分けます。

この作業をするかしないかで、同じ商品の見え方が変わります。

間仕切りは葉の枚数が多いので、時間はかかりますが効果も大きい部分です。狭い部屋での置き方の考え方は部屋のフェイクグリーンの配置のコツも参考にできます。

パーテーション設置で起きやすい失敗

窓際に立てて片面だけ退色する

リビングとダイニングを仕切るとき、窓に近い位置に立てると、日が当たる面だけ色が抜けていきます。UV加工は紫外線による退色を遅らせる加工で、色褪せを止めるものではありません。

窓際に立てるなら、UV加工の有無を確認しつつ、定期的に向きを入れ替えて退色を均すのが現実的です。ベランダやテラスに出す場合の考え方は屋外用フェイクグリーンの選び方と設置にまとめています。

ホコリが面で溜まる

間仕切りは面積が大きく、上向きの葉の付け根にホコリがたまります。

放置すると白っぽくくすみ、リアルさが一気に落ちます。

ハンディモップで上から下へ、エアダスターやドライヤーの冷風で付け根を吹くのが基本です。

水洗いは素材と加工次第で、光触媒加工品やプリント仕上げは加工が落ちる場合があります。

目立たない葉で試してから広げます。

キッチン近くで油分が付く

ダイニングキッチンの仕切りに使うと、調理の油煙が付着します。

油分とホコリが混ざると固着して落ちにくくなります。

コンロに近い位置は避け、レンジフードの気流の下流に置かないようにします。

布地の葉は付着しやすいので、この場所ではPE素材のほうが拭き取りやすくなります。

動線を狭めて引っかける

設置直後は問題なくても、葉が広がると通路が狭くなります。

肩やバッグが引っかかり、繰り返すと葉が抜けます。

通る側の面は葉を少なめに整え、張り出しを抑えます。

光触媒に期待しすぎる

光触媒は酸化チタンなどを表面に加工し、光が当たると触媒反応が起きる仕組みです。消臭や抗菌をうたう商品に使われますが、働くのは光が当たる環境で、暗所では期待できません。

可視光応答型と紫外線応答型があり、効果の程度は商品と環境で変わります。仕切りの裏面や窓から離れた位置は光が弱くなるため、加工があること自体を機能として当て込まないほうが確実です。

よくある質問

賃貸で天井や壁に穴を開けずに間仕切りできますか

できます。

床置きの鉢付きタイプを並べる方法、突っ張りポールにフェンスを組む方法、はがせるタイプの粘着フックで面型パネルを留める方法があります。

粘着は下地の材質で保持力が変わるため、耐荷重表示を守り、退去時の剥離を考えて目立たない位置で試してから貼ります。

エアコンの風や光は通りますか

密度の高い面型で塞ぐと、風の通りと明るさは落ちます。

空調の吹き出し口の正面や、部屋の唯一の窓の前は避けます。

風と光を残したい場合は、葉の密度が低いものや、上部を開けた高さの仕切りを選ぶと影響を抑えられます。

寝室をベッドと作業スペースに分けるのにも使えますか

使えます。

床置きの高さのあるタイプか、上部を開けた低めの仕切りが向きます。

就寝時に暗くなる位置なので光触媒加工は当て込まないほうがよく、ホコリを吸着しにくい素材を選ぶのが優先です。

寝室のフェイクグリーンの置き方と選び方で素材の条件を整理しています。

大型は通販と実店舗のどちらで買うべきですか

サイズと種類の幅を求めるなら通販、質感を確かめたいなら実店舗です。葉のテカり、幹の作り、鉢の質感、重量は写真では分かりません。

間仕切りは近距離で見られるため、実物確認の価値が高い用途です。

ホームセンターで店頭確認するポイントを押さえてから見に行くと判断が早くなります。

取扱いは店舗と時期によって変わります。

花を混ぜても違和感なく仕切れますか

混ぜられます。

葉ものを主にして、一部に花ものを差すと表情が出ます。

フェイクグリーンと造花は厳密な線引きがある別物ではなく、葉ものか花ものかという慣用的な呼び分けです。

花の選び方は造花の種類とインテリアでの飾り方を参照してください。

まとめ

フェイクグリーンで間仕切りを作るときは、遮りたい目線の高さを実測してから商品を探します。

開口の幅、葉の張り出しを含む奥行き、通る幅の確保まで測れば、届いてからのサイズ違いはほぼ防げます。

構造は床置き・フェンス型・面型・吊り下げ型のうち、穴を開けられるかどうかで絞ります。

転倒対策は鉢の重量、連結、壁側1点の固定の組み合わせで考えます。

店舗やオフィスで使うなら防炎ラベルの有無を先に確認し、必要かどうかの判断は日本防炎協会の情報と所轄の消防署に確認します。

設置後は、窓に面した側の退色と、面で溜まるホコリの2つを定期的に見れば、見た目を長く保てます。

あなたへのおすすめ