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造花のもみじ|秋の装飾に使う枝ものと葉の選び方の基準

造花のもみじで仕上がりが決まるのは、葉1枚の色です。本物の紅葉は1枚の中に緑・黄・赤が混ざり、葉先だけ赤が濃いといった階調が出ます。

ここが単色のべた塗りになっている品は、離れて見ても平面的で作り物だと分かります。逆に色のむらが入っていれば、素材が普及帯のものでも秋らしく見えます。

もう一つの分かれ目は枝の形です。

もみじは掌状に5〜7つに裂けた葉が、細い枝から段々に出ます。

1本の軸に葉を等間隔で刺しただけの構造だと、この段の重なりが再現できません。

以下では色・葉形・枝ぶり・サイズ・素材の順に、購入前に確認できる点を整理します。

枯れないフェイクグリーン編集部

「枯れないフェイクグリーン」は、水やり不要で暮らしを彩る造花・フェイクグリーンの選び方を発信するメディアです。観葉植物タイプの大型グリーンから光触媒の消臭タイプ、飾り方やお手入れのコツまで、置き場所別・目的別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

造花のもみじが秋の装飾に選ばれる理由

もみじを本物で飾ろうとすると、まず紅葉のタイミングを自分で選べません。

色づきは気温と日照で決まるため、飾りたい週に狙った赤が出ているとは限りません。

切り枝で入手しても、葉は日を追って乾いて縮み、色が抜けていきます。

落ち葉の掃除も避けられません。

鉢植えのもみじを室内に置き続けるのも難しく、日照が足りない場所では葉が弱ります。

屋外なら虫の付着や水やりの管理が必要になります。

装飾として「決まった期間だけ、決まった色で見せたい」という用途と、本物の生育条件は噛み合わないわけです。

人工のもみじにすれば、色づきの当たり外れがなくなります。10月の頭から11月の終わりまで同じ見え方を保てるため、店舗の季節替えのように期間が決まっている装飾では扱いやすい素材です。

落葉しないので、天井付近や照明まわりなど掃除しづらい高さにも吊れます。

翌年また出せる点も、毎年秋に飾る場所では効いてきます。

造花全般の選び方の考え方は造花の種類とインテリアでの飾り方の基本にまとめています。

本物に近く見えるもみじの葉の条件

1枚の中の色の階調

もみじの造花で最初に見るのは、葉1枚の色数です。本物の紅葉は葉の中心から先端に向かって赤が濃くなり、付け根側に黄や緑が残ります。

この階調があるかどうかで印象が変わります。

商品写真で全体が均一な赤に見える場合は、単色のプリントである可能性を考えておきます。

緑・黄・赤の枝が別々に売られていることも多く、混ぜて使うと単調さが消えます。

葉の切れ込みと縁のギザギザ

もみじの葉は掌状に5〜7つに裂け、縁に細かいギザギザが並びます。

ここを省略して、裂け目が浅く縁が滑らかな型で作られている品があります。

近くで見る場所に置くなら、切れ込みが深く入っているか、縁が細かく波打っているかを写真の拡大で確認します。

葉脈と表面の処理

葉脈が型押しで立体的に入っていれば、光が当たったときに陰影が出ます。

印刷だけの葉は正面から見ると平面的です。

表面がマット加工でテカりを抑えられているかも判定点になります。

光沢が強いと、赤の発色が良く見えても人工物だと分かりやすくなります。

枝の分岐

枝が複数方向に分かれ、葉の付く高さがずれているかを見ます。

もみじは細い枝が水平に近い角度で出るため、分岐のない直線的な軸だと不自然になります。

葉の枚数が少なすぎると、隙間から芯材のワイヤーが見えます。

もみじの枝もののサイズごとの向き不向き

枝ものの流通は50〜150cm程度が中心で、加えて葉単体の材があります。

全高の表記は一般に鉢底から葉先まで、枝もの単体なら枝の端から端までを指しますが、もみじは葉が横に張り出すため、高さだけでは占有面積が読めません。

幅と奥行きも併せて確認します。

サイズ向く場所注意点
葉単体の材テーブルに散らす、額や皿に添える、リースやスワッグに混ぜる単体では物足りない。枚数をまとめて使う前提
50〜80cmの枝玄関の下駄箱上、床の間、カウンター、花器に挿す花器の口径と枝の太さが合うか。倒れやすさも見る
100〜150cmの枝店舗の入口、和室の隅、ショーウィンドウ重心が上に来る。重い花器か、壁への固定が必要

梱包時は葉を畳んでいる商品が多く、開封して葉を広げると表記より大きく見えます。

逆に、届いた直後の状態で「思ったより貧弱」と感じても、葉を1枚ずつ起こすと印象が変わります。

設置場所は水平方向も測っておくと失敗が減ります。

もみじの造花に使われる素材と作りの見分け方

葉の素材はPE(ポリエチレン)、PVC(塩化ビニル)、ポリエステルなどの布地に分かれます。

PEは葉の型に樹脂を流して成型するため、葉脈や厚みを立体的に出しやすく、手触りも本物に近い層で使われます。

PVCは安価に量産でき普及帯の多くがこれですが、表面が光を強く反射しやすく、テカりで人工物と分かりやすい面があります。

もみじのように薄く裂けた葉は、布地で作られる場合もあります。

柔らかさと透け感は出せますが、毛羽立ちと退色が出やすく、ホコリを吸着しやすい素材です。

触れる場所に置くなら樹脂系、天井から吊るなど触らない使い方なら布地でも扱いやすいと考えられます。

枝の側は、樹脂やワイヤーに紙を巻いたものが一般的です。

太い幹を見せる大型の作りでは、幹だけ天然木を使う仕様もあります。

樹皮の質感と太さのむらが出るので見え方は変わりますが、重量が増え個体差も出ます。

商品ページに素材表示がないことも珍しくないため、記載がなければ写真の拡大とサイズ表記で判断し、分からない点は購入前に確認します。素材ごとの違いは人工観葉植物の素材と置き場所別の選び方でも整理しています。

造花のもみじを置く場所と避けたい場所

もみじが映えるのは、背景が無地で落ち着いている場所です。

和室の床の間、玄関の壁面、白壁のカウンターなどは赤が引き立ちます。

柄の強い壁紙や、赤系の家具が近い場所では色が混ざって沈みます。

枝ものは1本を斜めに挿すだけでも形になりますが、高さを2段階に分けて挿すと段の重なりが出ます。

葉単体の材は、テーブルランナーの上に数枚散らす、器の縁に添えるといった使い方が向きます。

落葉しないので、飲食を伴う場所でも葉が皿に落ちる心配がありません。

避けたいのは、直射日光が長時間当たる窓辺です。

赤い葉は退色が目立ちやすく、色が抜けると茶色く沈んで見えます。

UV加工は紫外線による退色を遅らせる加工で、色褪せを止めるものではありません。

屋外の玄関先に出す場合は、風で枝が飛ばないようワイヤーや結束バンドで固定し、花器に重量を足しておきます。エアコンの吹き出し口の真下も、葉が常に揺れて枝の付け根が緩みやすい場所です。

店舗・オフィス・宿泊施設など不特定多数が利用する建物では、内装装飾に防炎品を求められる場合があります。

防炎物品には防炎ラベルが付されます。

必要かどうかは用途・規模・自治体で異なるため、日本防炎協会や所轄の消防署に確認してください。

もみじの造花を長持ちさせる手入れ

ホコリは葉の表面と付け根にたまります。

もみじの葉は切れ込みが深く、裂けた部分の谷にホコリが残りやすい形です。

ハンディモップで表面をなでるほか、エアダスターやドライヤーの冷風で吹き飛ばすと、細かい部分まで届きます。

赤い葉は白いホコリが乗ると目立つので、飾っている間も週に一度は風を当てておきます。

水洗いは素材と加工によって可否が変わります。

プリント仕上げの葉や光触媒加工品は、水や洗剤で加工が落ちる場合があります。

試すなら目立たない葉の裏で確認してから進めます。

型崩れは、シーズン後の収納で起きやすい問題です。

枝を折り曲げて箱に押し込むと、翌年出したときに葉が寝たまま固まります。

枝は伸ばした状態で寝かせ、葉が潰れないよう上に物を置かないようにします。

出したあとは葉を1枚ずつ広げ、角度を散らすと自然に見えます。

退色・毛羽立ち・葉の脱落が出てきたら買い替えの目安です。

屋外に出していたものは屋内より早く傷みます。

もみじを飾る時期と季節の入れ替え

もみじの需要は10〜11月に立ちます。

実際の紅葉より少し早めに出し、11月の終わりから12月の頭で片づけると、次の冬の装飾に切り替えやすくなります。

9月のうちに出すと季節が先走って見えるため、月替わりを目安にすると分かりやすいでしょう。

店舗や玄関で1年を通して季節ものを回す場合、春は桜、梅雨は紫陽花、夏はひまわりと入れ替えていく構成が組みやすくなります。

桜の枝ものの飾り方と選ぶ基準紫陽花の色合いと大きさの選び方ひまわりのサイズと色の選び方も、それぞれ枝ぶりと色の判定点が異なります。同じ花器を使い回す前提で枝の太さを揃えておくと、入れ替えの手間が減ります。

なお「紅葉」の表記は「もみじ」とも「こうよう」とも読み、商品名の表記が揺れます。検索で見つからないときは、ひらがなの「もみじ」、漢字の「紅葉」、「秋 枝もの」など複数の言い方で探すと候補が広がります。

別の花で迷っているなら、造花のユリ|大きな花で飾るときのサイズの選び方の基準も見え方の違いを整理しています。

よくある質問

造花のもみじとフェイクグリーンのもみじは違うものですか

厳密な線引きはありません。造花は花もの中心、フェイクグリーンは葉もの中心の通称として使われますが、もみじのように葉を鑑賞する品は両方の呼び方で流通します。

緑葉の状態なら「もみじ フェイクグリーン」、紅葉なら「造花 もみじ」で出てくることが多い、という程度の傾向です。まったくの別物ではないので、検索では両方の言い方を試してください。

屋外の店先に置いても大丈夫ですか

置けますが、屋内に置くより早く傷みます。

直射日光が長く当たる面では退色と樹脂の脆化が進みます。

UV加工品は劣化が遅くなるだけで、色褪せないわけではありません。

軒下など日が直接当たらない面を選び、風対策として枝を固定し、花器に重りを入れておきます。

単色の赤しか見つからないときはどうすればよいですか

緑や黄の枝を混ぜる方法があります。

赤だけで束ねると平面的になりますが、色の違う枝を1〜2本足すと1枚ごとの色差が出て奥行きが生まれます。

葉単体の材を買って、赤い枝に緑葉を差し込む使い方もできます。

仏壇や墓前にもみじを使ってもよいですか

造花の可否は宗派・寺院・霊園によって扱いが異なり、生花のみと定めている霊園もあります。

全国一律の答えはないため、霊園の管理事務所や菩提寺に確認してください。

判断の材料は仏花に造花を使う場合の基準とマナーの考え方で整理しています。

まとめ

造花のもみじを選ぶときの判定点は、1枚の葉に緑・黄・赤の階調があるか、掌状の切れ込みが深く縁のギザギザが再現されているか、葉脈が型押しで入っているか、枝が複数方向に分岐しているかの4点です。単色の赤で切れ込みが浅い品は、どの置き場所でも作り物に見えます。

サイズは葉単体の材、50〜80cmの枝、100〜150cmの枝で用途が分かれます。高さだけでなく葉の張り出しを含めた幅も測ってから選んでください。

素材はPEなら立体感、PVCならテカり、布地なら毛羽立ちという傾向を押さえておけば、写真だけでも見当がつきます。飾る時期は10〜11月を目安に、直射日光とエアコンの風を避けた場所へ。

店舗で使う場合は防炎ラベルの要否を所轄の消防署に確認しておくと安心です。花芯や花びらの見分け方が中心になる花ものとは判定点が違うので、花芯の作りで見分けるガーベラの選び方のような品目別の基準と合わせて覚えておくと選びやすくなります。

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