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フェイクグリーンのパネル|壁一面を作る枚数と施工の手順

フェイクグリーンのパネルで最も多い失敗は、必要な枚数を少なく見積もることです。パネルは1枚ずつ連結して面にする商品が多く、隣とわずかに重ねて並べるため、カタログ寸法をそのまま足し算した枚数では壁が埋まりません。

もう一つ多いのが、壁から手前に何cm出るかを測っていないケースです。

葉が立ち上がる分、壁面から数cmの厚みが生まれます。

廊下や什器の裏に施工すると、通るたびに体や荷物が当たります。

先にやることは3つです。

壁の幅と高さをcmで測る。

コンセント・スイッチ・照明の位置を書き込む。

パネルの前を人や扉が通るかを確認して、確保できる厚みを決める。

この3つが決まってから枚数と留め方を選ぶと、途中で足りなくなる事故が起きません。以下では寸法の見方、枚数の出し方、固定の手順、手入れまでを順に整理します。

枯れないフェイクグリーン編集部

「枯れないフェイクグリーン」は、水やり不要で暮らしを彩る造花・フェイクグリーンの選び方を発信するメディアです。観葉植物タイプの大型グリーンから光触媒の消臭タイプ、飾り方やお手入れのコツまで、置き場所別・目的別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

フェイクグリーンのパネルで見るべき寸法は3つ

鉢植えタイプは全高(鉢底から葉先まで)が主な指標ですが、パネルは寸法の見方が違います。見るのは幅・高さ・壁からの出寸法(厚み)の3つです。

1枚の幅と高さ

パネルは正方形または長方形のユニットで販売されます。商品ページに書かれた縦横は、ベース(土台)の外形寸法である場合と、葉の先端までを含めた寸法である場合があります。

どちらの数字なのかで、並べたときの実効面積が変わります。表記が曖昧なときは、ベース寸法を基準に計算しておくと不足しません。

壁からの出寸法

葉が何層かに重なって立ち上がるため、平らな板よりも厚みが出ます。この厚みは商品によって差が大きく、ボリューム重視のものほど手前に張り出します。

動線に面する壁では、出寸法が数cm増えるだけで通りにくくなります。巾木(壁の下端の見切り材)や窓枠との干渉もここで確認します。

連結時の重ね代

多くのパネルは、隣同士をジョイントやフックで噛み合わせて連結します。

噛み合わせる分だけ実効寸法は縮みます。

仕上がりの面積は「ベース寸法×枚数」より小さくなる前提で考えてください。

壁一面に必要なフェイクグリーンパネルの枚数の出し方

枚数は次の順で計算します。数字は例なので、実際の商品寸法に置き換えてください。

手順やること計算例
1施工したい壁の幅と高さを測る幅180cm×高さ120cm
2横方向の枚数=壁幅÷パネル幅(小数は切り上げ)180÷40=4.5 → 5枚
3縦方向の枚数=壁高÷パネル高(切り上げ)120÷60=2 → 2枚
4横×縦5×2=10枚
5重ね代と端の調整分として1〜2割足す10枚+1〜2枚=11〜12枚

切り上げるのは、端が余っても葉を折り返すか裁断すればなじむからです。逆に足りないと、隙間から壁の色が見えて一気に人工物らしくなります。

壁一面ではなく部分的に貼る場合

全面を埋めるのは面積が大きく、費用も手間も増えます。テレビ背面だけ、玄関の正面だけ、カウンターの腰壁だけといった区切り方でも空間の印象は変わります。

四角く区切って額縁のように見せる、あるいは上端をわざと不揃いにして植栽らしく見せる、どちらのデザインにするかを先に決めておくと必要枚数が固まります。

パネルの構造と素材の見分け方

ベースの種類

土台は樹脂の格子(メッシュ)状のものが一般的です。

格子は軽く、カッターやニッパーで切って寸法を合わせられます。

周囲にジョイント用の爪が付いているタイプは、工具なしで連結できます。

ベースが不透明な板状のものは、隙間から壁が見えにくい代わりに重量が増えます。

葉の素材

葉はPE(ポリエチレン)とPVC(塩化ビニル)が主です。PEは葉の型に樹脂を流して成型するため、葉脈や厚みが立体的に出ます。

PVCは安価に量産できる一方、表面が光を強く反射しやすく、テカりで人工物と分かりやすくなります。

パネルは面積が広く、テカりが一斉に出ると壁全体が安く見えます。

マット加工の有無は仕上がりへの影響が大きい部分です。

素材表示が無い商品もあるので、記載を確認してください。

防炎と光触媒

店舗・オフィス・宿泊施設など不特定多数が使う建物の内装装飾では、防炎品を求められる場合があります。防炎性能が認められた物品には防炎ラベルが付されます。

必要かどうかは用途・規模・自治体で異なるため、公益財団法人日本防炎協会(https://www.jfra.or.jp/)や所轄の消防署に確認してください。

光触媒加工をうたうパネルもあります。

酸化チタンなどを表面に加工し、光が当たると触媒反応が起きる仕組みです。

光が届く環境で働くもので、暗い壁面では期待できません。

安っぽく見えないフェイクグリーンの壁面にする条件

パネルは同じユニットを反復させるため、鉢植えとは違う粗が出ます。

継ぎ目の直線

格子の境目が縦横にまっすぐ通ると、規則的な線が浮いて人工物だと分かります。

レンガのように半分ずらして互い違いに並べる、パネルの向きを1枚ずつ回転させる、といった置き方で線を散らします。

連結後に境目へ単体の葉や枝を足して隠すのも有効です。

品種と色の単調さ

1種類の葉だけで構成されたパネルは、広い面積で同じ形が繰り返され、模様のように見えます。

数種類の葉が混ざったものを選ぶか、複数の商品を混ぜて使います。

1枚の葉の中に濃淡があるかも見てください。

単色のべた塗りは安く見える最大の要因です。

厚みの起伏

全面が同じ厚みだと壁紙のように平面的に見えます。所々にボリュームのある葉を差して、手前に出る部分と引っ込む部分を作ると奥行きが出ます。

垂れる性質の葉を上端から下げる手も使えます。

垂れ方の長さで見え方がどう変わるかは、垂れ下がるフェイクグリーンの長さ別の見え方を目安にしてください。

全体の質感を上げる考え方は安っぽく見せないフェイクグリーンの選び方にまとめています。

フェイクグリーンパネルの施工手順と固定方法

手順は「割り付け → 仮留め → 本留め → 端の処理」の順です。

割り付けと仮留め

まず床に並べて、向きと配置を決めます。

この段階でコンセントやスイッチの位置を避ける枚を決めておきます。

壁には養生テープで基準の水平線を出します。

最初の1枚が傾くと上に積むほどズレが増幅します。

本留めの方法

方法向く条件注意点
ピンフック・石膏ボード用フック賃貸で穴を小さく抑えたい1本あたりの耐荷重表示を守る。枚数分の点数を確保する
両面テープ凹凸の少ない壁・短期の装飾壁紙ごと剥がれる場合がある。下にマスキングテープを貼って二重にする
結束バンド・ワイヤーフェンス・ラティス・有孔ボードに留める面で支えられるため落下しにくい
突っ張りラティス・自立パネル壁を傷付けられない部屋床と天井に力がかかる。倒れ止めを確認する
ビス留め店舗・持ち家で恒久設置下地(間柱)位置を探して打つ

重要なのは総重量です。

パネル1枚は軽くても、10枚を超えると合計では相応の重さになります。

フック1個の耐荷重に枚数分の余裕を持たせ、上端だけでなく中間や下端でも留めて荷重を分散させます。

石膏ボードに直接ビスを打つと、時間とともに抜けて落下します。壁を傷付けたくない場合は、有孔ボードや突っ張りラティスを先に立て、そこへ結束バンドで留める二段構えが扱いやすい方法です。

天井から吊り下げて面を作る場合は、フックの耐荷重不足による落下が最大のリスクになります。天井から垂らす飾り方の注意点も併せて確認してください。

端の処理

端が余ったら、ベースの格子をニッパーで切り、はみ出した葉を折り返して裏側に留めます。

切断面の樹脂が見えると目立つので、上から葉を被せて隠します。

壁の隅は暗くなりやすいため、明るい色の葉を配すると沈みません。

フェイクグリーンパネルの手入れとホコリ対策

パネルは面積が広く、葉の付け根が上を向いているためホコリがたまります。しかも高い位置は手が届きません。

掃除の方法

基本はハンディモップで表面をなでる作業です。

付け根にたまった分はエアダスターかドライヤーの冷風で吹き飛ばします。

飛んだホコリが床に落ちるので、下に新聞紙やシートを敷いてから行うと後片付けが楽です。

高所は脚立を使い、無理な姿勢で壁を押さないようにします。

留め具に横方向の力がかかると外れます。

水洗いの可否

取り外せる構造なら、パネル単位で外して洗える場合があります。

ただし素材と加工で可否が変わります。

光触媒加工品やプリント仕上げは、水や洗剤で加工が落ちることがあります。

目立たない1枚で試してから全体に広げてください。連結を外す前に、どの位置の何枚を外したか写真を撮っておくと復元が早く済みます。

屋外に施工する場合

屋外用にはUV加工を施した商品があります。

これは紫外線による退色を遅らせる加工で、色褪せを止めるものではありません。

直射日光が長時間当たる面では退色と樹脂の脆化が早く進みます。

加えて風で葉が飛ぶ、パネルごと外れるという問題が起きます。

屋外では四隅だけでなく全周を結束バンドやワイヤーで固定してください。

屋内用のパネルをそのまま外に出すと、退色が短期間で目立ちます。

よくある質問

石膏ボードの壁に貼っても大丈夫ですか

ピンフックや石膏ボード用のフックを使えば施工できます。

表示された耐荷重を超えないよう、留め点を多く取ってください。

両面テープだけで全体を支えるのは避けます。

時間の経過と気温で粘着が緩み、まとめて落ちることがあります。剥がすときに壁紙を持っていく可能性もあるため、賃貸ではピンフックか突っ張り式の下地を立てる方法が扱いやすいです。

パネルはカットして寸法を合わせられますか

樹脂の格子ベースであれば、ニッパーやカッターで切れる商品が多いです。ただし切ると葉の固定が緩む部分が出るため、切断後に結束バンドで結び直します。

板状の硬いベースは切りにくく、切断面の処理も難しくなります。壁の寸法が変則的な場所は、カット可否を先に確認してから選ぶほうが安全です。

コンセントやスイッチの上は避けるべきですか

避けてください。

プレートを覆うと使えなくなり、熱がこもる場所を塞ぐのも望ましくありません。

割り付けの段階で開口として扱い、周囲の葉で縁をぼかすと不自然に見えません。

パネルだけで空間を作ると平坦になりませんか

壁面だけで完結させると、奥行きのない書割のように見えることがあります。

床に自立する大型を1本添えると立体感が出ます。

高さの決め方は150cm超の大型フェイクグリーンの選び方、和の空間で縦のラインを足すなら竹のフェイクグリーンで目隠しを作る高さの目安が参考になります。

デスク周りなど小さい面積に添える場合は卓上サイズの高さと鉢の選び方の寸法感が使えます。

まとめ

フェイクグリーンのパネルは、壁の幅と高さ、そして壁からの出寸法を測ることから始めます。

枚数は壁の寸法をパネル寸法で割って切り上げ、重ね代と端の調整分として1〜2割を足しておくと不足しません。

素材はPEとPVCで質感が分かれ、面積が広いパネルではテカりの差が仕上がりに直結します。

固定は総重量から逆算し、フックの耐荷重に余裕を持たせて留め点を分散させます。賃貸なら有孔ボードや突っ張りラティスを下地に立てて結束バンドで留める方法が壁を傷めません。

店舗など不特定多数が使う建物では防炎ラベルの要否を消防署に確認してください。継ぎ目の直線を散らし、品種と厚みに変化を付けることが、壁一面を自然に見せる条件になります。

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